茶室材料や北山杉、磨き丸太、銘木などの弊社の納材経歴をご紹介します。
岡山後楽園は、金沢の兼六園、水戸の偕楽園と並んで日本三名園に数えられる回遊式の大名庭園で、国指定特別名勝となっています。
岡山藩池田家第2代藩主池田綱政が創案し、家臣の津田永忠に命じて築庭させたもので14年の歳月をかけて元禄13年(1700年)に一応の完成を見ました。明治4年に後楽園と改称し、同17年に県に移譲されましたが、昭和20年の岡山空襲により、延養亭など江戸期から残されていた貴重な建造物の多くが焼失しました。
昭和35年延養亭は当時の資料を元に忠実に復元されました。土庇の桁、化粧垂木など北山丸太がふんだんに使用されています。